職人は社員ですか?
建設会社によって雇用形態は違いますが、一般的には社員でないところが多いです。トトモニでは、地域ごとに自然素材・無垢材を扱える職人さんがおり、その都度お願いしています。
基礎工事は主に鳶。大工工事は大工。屋根は瓦屋や板金屋。外壁や内壁の仕上げは左官屋・タイル屋・クロス屋など。電気工事は電気屋に、水周り工事は水道屋。そのほか建具屋、塗装屋、材木屋、足場屋、メーカーなどなど。
現場でいろんな職人の仕事をみるのも楽しいですよ。
工場のラインにのった大量生産品でないからです。家にあわせて1つ1つ手作りなのでどうしても量産品のようにはいきません。しかし一般的に流通している寸法の材料をうまく使うなど、コストを抑える工夫をしています。
やりましょう!(綺麗に仕上がるかは別として)設計者が駄目出ししたら塗りなおしてもらいます!?
頼りなくて冷たい大工!に感じたかもしれませんが、実はとてもよく管理された現場だと思います。
住まい手の意図は、「住まい手⇒設計者⇒監督⇒職人(大工)」の経路で伝わります。住まい手のリクエストとはいえ、職人の一存で現場変更すると、設計者や監督に伝わらず、管理上の混乱を招きます。きちんとした設計と現場管理が行われている現場だからこそ、職人も勝手に決めることをしないのです。ぶっきらぼうで誤解されやすい、昔から職人ってそんな面々が多いかも!?
普段は日曜日・祝日がお休みです。土曜日は働いている職人さんが多いです。お正月や夏休みももちろんとりますので、工期はお休みが入ることを考慮して組んでいます。
特に職人はカラダが資本。しっかり働き、しっかり休むが基本です。
現場監督は、工事の工程を組み、材料の手配・発注や段取りをし、現場に入るすべての職人さんを管理しています。現場では職人さんと施工方法や寸法など細かく打合せをしたり、現場清掃の徹底や近隣への配慮も欠かしません。この家の工事について、すべて理解していないとできない仕事なのです。えへん!?