トトモニの家づくり totomoni~無垢の家と自然と健康〜

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民宿再生 火元屋

野沢温泉村には道祖神祭りという壮大な火祭りがあります。

江戸時代後期から続いていると言われるこの祭りの採火場所であった民宿になります。

村民から火元の家と呼ばれていたことから火元屋という屋号になりました。

消防申請へ行った時、つい謝ってしまいました。

 

囲炉裏、神棚、床の間、そして人が集まる場所を残しました。

連綿と続いてきた祭りの記憶と空気感を感じられる場所として。

かつて人が集まり、歌い、酔っ払い、賑わった宿が再生できればと考えています。

民宿の再生というのはただ悪い所を直すというのではなく、

増改築を重ねられた無茶苦茶な構造と納まり、雨漏り、獣害、隙間風、どこまで直す?という建築の問題。

宿泊者の過ごし方や従業員の動線などの宿の運営方法。

サービスの質と客単価といった経営判断。

それに合わせたデザインの検討。トータルで考えます。

それを限られた時間と予算、解体とともに新しい問題噴出という中でなんとかするのが民宿再生です。・・・大変だった・・・

 

野沢温泉の歴史を感じられる素朴で上質な和の宿、人が語らい、出会い、楽しむ宿として営業スタートしました。

是非遊びにいらしてください。

 

アクセス

HP https://himotoya.jp →  ご予約

住所 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8924

Instagram https://www.instagram.com/himotoya.nozawa

Youtube 火元屋ストーリー

2階のリビングは屋根なりに天井が高く、南西のコーナーに配した窓からは暖かい日差しが差し込みます。

そのポカポカなコーナーから外を眺めるかな?そこに辿り着くまでの吊り橋は試練かな?

と盛り上がりながら設計が進みました。

家人が幸せに過ごせるように考えるのが家づくりですが、家猫のためにも住まい手とともに考えた家です。

完成して間もなく新しい住まい手として2匹が来ました。

住まい手はドキドキとワクワクで迎えたでしょう。

私もまた違った意味でワクワクしていました。

私達の空想の産物は実際に使われるのか!?

太陽は季節と時間で移りゆく。

向きと角度と日照時間を変えています。

そんな変化と上手くつきあえるように考えます。

 

夏の強い日射は遮ぎりたいし、冬は暖かい日の光を受け入れたい。

朝は明るさが欲しいけど、西日には遠慮してもらいたい。

太陽光で発電したり、お湯を作ったりもできます。 

 

そのためには「家の配置」と「屋根の形」、「窓の位置」と「軒や庇」と「カーテンやシャッター」「植栽」などなど

いろんな手法を使います。

その土地の声を聞き、住まい手の生活を感じ。

どうしようかな・・・

 

さて、ここの住まい手は温熱環境や太陽光発電に興味がある。

そして、整然とした開発地にそのまま納まる家では(たぶん)ちょっと満足しない。

 

そんな事を考えていたら、この家は太陽に対して素直に真っ直ぐ正面を向きました。

すると・・・・土地の形に対して斜に構えることになりました。

 

太陽の動きは自然のことわり、境界線は人のことわり、

今回は自然とともにでいきましょう。

「倉敷ですが、お願い出来ますか?」

遠すぎてとても施工はできない、、、しかも土地選びから・・・・・・・

「やりましょう!」

そう言えたのは遡ること数年前。

まだSさんが関東に住んでいた頃トトモニの完成見学会(カワセミの家)で、

えらく感動してくれていたのを覚えていたから。 

ちょっとしたきっかけを大切に縁を繋ぐ、

そういうお声かけに応えないわけにはいかないでしょう。

 

ある土地の下見の後の打合せ、私の反応がいまいちだったのか

Sさんから「実はもうひとつ気になっていた土地があったのですが・・・ そっちも見に行ってみます?」

向かってみると、高台になっていて倉敷の街並みが見渡せる。

ワクワクを見透かされたのでしょう。土地は決まりました。 

 

さて、施工業者だ。

いい仕事をしてそうな所はもちろん仕事に困っていないし、あえて東京の設計事務所の・・ ねえ、面倒だし、

何言われるか分かったもんじゃ無い。というのが本音でしょう。(私ならそう思う)

かといって仕事のなさそうな所には依頼できない。

これから数十年付き合って貰わないといけないわけで。

いくつか連絡してみたら、いました。希有な方が。新しい事に挑戦するのが好きな熱血漢が。

トトモニの家を見に鎌倉にも来てくれました。(感謝)

施工業者は決まりました。

よ〜し! 

「とりあえず敷地を見に行きましょう」と子世帯の主人に言われて瀟洒な住宅街を歩くこと5分、

鬱蒼とした木々に覆われた邸宅が現れる。

30mを越える桜の大木が3本、ヒマラヤ杉や赤松なども点在する、23区内の建築というと小分けされた土地が多いがここは違う。

どこか泰然とした雰囲気がある。

大木がそれを感じさせるのか、趣のある家がそれを感じさせるのか  

建て替えは古い物を壊し、新しい物を造ること。

心機一転という心持ちにもなるが、この場所はそうではないと感じる。世代が移りつつも何が残せるだろうか。

 

(後日談)

桜の大木はこの土地1代目の祖父が植えたという。

樹齢50年を超えていて、残念ながら倒木の恐れがあった。

家が建つと重機が入れないという事もありこの機会に伐採することになった。

数年後、それはダイニングテーブルに姿を変えて帰ってきた。

ソメイヨシノは家具材向きではないし手間と時間が掛かる提案だったが、住まい手ものってくれて製材も見に来てくれた。

そして今 祖父の桜で 子、孫、曾孫が食事をしている。 

祖母が住んでいた山の麓の土地、

孫世代が建て替えて移る計画です。

ところが、崖の規制が新しく設けられ長方形の家が建たないことが発覚。

さて、困った。

計画は暗礁に乗り上げ・・・ない!

規制線を避けながら生活導線を犠牲にすることなく、むしろよりよく。

祖母から繋いだ場所、両親から継いだ感性、

海外生活で得た住まいの体験が形になります。

職人や作家の手仕事を感じる美しい家になりました。

41年の中古物件。

「玄関全体を土間にしたいですね」(住まい手)

「雲梯つくれます?廊下からトイレまで行けるように!」(住まい手)

「シューズクロークには踏板を渡って行きますか」(つくり手)

「廊下は少し広げて、多目的コーナーに。入口はアーチがいいかな」(つくり手)

住まい手の要望とつくり手のアイデアと、遊び心のある家づくりとなりました。耐震改修、断熱改修もしっかりと。

デッキはDIYに挑戦。連日4〜5人のご友人と四苦八苦。段差のあるところが何とも難しい!苦労もよい思い出になりました。

今後はお庭づくりに力が入ります。

建物幅1間半(室内の内寸は2.6m以下)という細い家。

1階から3階までを直通階段で繋いで3階のLDKをできるだけ広く取れるように考えました。

その階段をみて寡黙なご主人が「天使の階段」とつぶやく。

内面は意外と乙女?

コンロの向きがちょっと不思議。でもこれなら人がぶつからない!

これもご主人の発想。家づくりは住まい手とつくり手の共同作業。

幅の狭さがどことなく隠れ家のような趣を醸し出します。

色々と詰まって秘密基地みたい。

ご主人スパイスが利いてます。

「住まいには植物はどうしたって何らかの形でなくてはならない」と言ったのは建築家吉村順三。

都内の閑静な住宅街で家々に囲まれた環境。

広い庭は望めないけど、ダイニングからは枝葉が見えて、木の下で子供が走り回れる家ができないものか?・・・

家の中に木を植えました。

この木が成長してブランコでもぶら下げることができたら最高だな。

孫がそれで遊ぶんだな。

勝手に人の家族の未来を空想しながら。

塊肉と旬野菜に炭火で火入れする事にこだわった国立の隠れ家レストラン
お店の料理コンセプトに合わせて国産材と漆喰、アイアンを使用し、素材感を演出しています
長さ4.5mのゼブラカウンターは必見です

 

アクセス

住所 東京都国立市富士見台1-8-54 協栄ビル 1F
交通 谷保駅(JR南武線)より徒歩2分
   国立駅(JR中央線)より約2km
予約・お問合せ 090-9800-2297
インスタグラム https://www.instagram.com/porcstock/

営業時間

[火~土]
11:30~14:00(L.O.) ※材料無くなり次第終了
18:00~21:00(フードL.O.)
[日]
11:30~14:00(L.O.) ※材料無くなり次第終了

定休日 月曜日