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一年越しの思いは、、、 〜柿編〜
totomoni blog/高木信行
2016.02.09
家づくりの計画が始まった頃、親との会話。
(私)「何か希望ある?」 (2世帯の計画の為、親にも聞き取り)
(親)「そうねぇ・・・よくわからないわ。。任せる。」
(私)「何かないの?」
(親)「・・・浴室に暖房があるといいわね。」
(私)(まぁ、今の家が断熱無しで寒すぎるだけだと思うけど)
「分かった。他は?」
(基本的にお任せなんだろうな・・・。)
(ふと 庭に目が行き)
「ところで、庭の柿の木どうする?」
(親)「もってく」
(私)(えっ? えぇぇぇ、本気か?結構でかいぞ。)
「もってくの!?」
(親)「持ってきたい」
(私)(本気だ。こりゃ大変だー!!)
「う、うん、わかった。やってみるよ・・・」
で、樹齢60年以上の柿の木移植プロジェクトがスタートしたのでした。
柿の木の移植は難しいらしく、
一度根巻きをしてから1年間元の場所で置いておき、
その後に移植するのが最善の策とのこと。
さぁ、やってみよー。(やってもらおー)
治療前(去年の1月)
治療後
包帯でぐるぐる巻きなのでした。。。
土の中の根っこの方も藁でぐるぐる巻き。
このとき、実際に水や栄養を吸う細かい根っこが幹の近くに全く無いことが判明。
この一年で幹の近くに細かい根っこが生えてくるかが
移植成功の鍵になるのでした。
(根っこがふさふさ生えてきますように・・・)
新緑の季節
新芽が出てきました。期待が膨らみます。
移設先では、そもそもレッカーで吊れるのか予行練習。
うわー建物をかわしてギリギリか?
不安がよぎります。
:
つづく
(たかぎ)