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トトモニ、洗い出し職人になる! (その1)
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2015.02.18
洗い出しというのは、昔から行われてきた左官の仕上げ方法。
モルタルに砂利や石を混ぜ、硬化する前に表面のモルタルを洗い出す、
文字通り「洗い出す」から洗い出し。
使う砂利や石の色や大きさ、洗い出し具合によっても全然雰囲気がかわります。
↓黒くて大きな那智石でちょっと和な感じ
↓細かくカラフルな砂利でかわいらしい感じ
↓さらに細かく、色味をおさえた砂利で上品な感じに
どれも質感がよく、その家の雰囲気の演出に一役かっています。
さてさて
トトモニでは、庭のしつらえを彩苑さんにお願いすることが多いのですが
緑の中のさりげないアプローチとして、洗い出しが使われています。
これが! 左官屋さんの洗い出しと違うんです。
なんだか丸みをおびたエッジ、ラフな仕上げ、タイルなど混ぜて遊ぶ遊び心。
林の中の小道を歩いているような、なんとなーくな洗い出しが
これまた、魅力的なのです。
彩苑の栗田さんの感性ならではの、この洗い出し、
これを庭がない家でもぜひ使いたい!とご要望が。
でもグリーンのプロに、グリーン以外の仕事だけを、なんて頼めない…。
かといって、ピシっとした技が要の左官屋さんに、こういう仕事はできない…。
どうしたらいいの〜〜?
はい。次回につづくのでした♪ へへへ