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材木屋さんへ・・・
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2013.05.17
さかのぼることゴールデンウィークのとある日。
購入した木材が入ったと聞いて材木屋さんに行ってきました。
トトモニの構造材は土台はヒノキ、柱と梁はスギの無垢材
「グリーン材」と呼ばれている人工乾燥させていない木材を使うようにしています。
先を見通して少し多めに買って材木屋さんで自然にゆっくりと乾燥してもらっています。
入りたてほやほや↓
構造材は乾燥しているほうがいいとされています。
乾燥していないと狂いが大きく強度も出ないそうです。
乾燥方法は大きく分けて2種類
自然乾燥と人工乾燥(機械乾燥)
自然乾燥は言葉の通り 自然にまかせて 時間を掛けて乾かします。
人工乾燥も言葉の通り 機械に入れて 時間を掛けずに乾かします。
大工をしていた頃の事
刻みをしていて ノミを入れたら加工部分が割れちゃった事がありました。
やばい!親方に見つかる前にボンドで・・・・ いやいや
この木材がいわいる人工乾燥したものでした。
なんでこの木材は艶がなくて粘りがなくてスカスカなんだろう?って思っていたんですが
親方も「人工乾燥を刻む時はよくそうなるんだ 気をつけろっ」て
今は乾燥技術も進んで品質もよくなっているかもしれませんが
この経験から やっぱり何事も強引にやっては駄目なんだよ・・・と思って
極力自然乾燥させた木材を使うようにしています。 人の都合でなくて木の都合に合わせて
参考までに、ゴロゴロ転がっている材はこんなにでかい♪
長い年月そびえ立っていたのですよね。 大切に使わせていただきますね♪