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スティックレーの家具
KIMU-WOOD/木村淳一
2011.02.03
久しぶりに新宿オゾンに行きました。北欧のヴィンテージ家具を見に行くのが目的でしたが、
家具だけでなく、照明やガス台など思う存分情報収集&目の保養ができました。
今回ビビッ!ときてしまったのが
「スティックレーの家具」
それらはダニエルのショールーム(新宿オゾン4階)にありました。
これまでオゾンには何度となく行っていますが、この家具の存在を知ったのは今回が初めて。
リビング・ダイニングセット、キャビネットなど様々な家具が展示されていたのですが、
木の温かみと重厚感が素敵で。
店員の方いわく、「アメリカでアーツ・アンド・クラフツを広めた
グスタフ・スティックレーのデザインした家具」とのこと。
「この方々も使っていらっしゃいます」と、アメリカの有名人の方のお名前も
教えてくださいました…。家具から発せられる高級感に納得。
ショールームに置いてあったアーツ・アンド・クラフツ展の画集が、我が家にも
あったので見直してみたところ、
グスタフ・スティックレーの作品が載っていました。
ウィリアムモリスの壁紙をはじめ、アーツ・アンド・クラフツのデザインが好きで、
展覧会があると足を運んでいました。中でもチャールズ・レニー・マッキントッシュの
建築は「見に行けないものだろうか」と思っていた時期もありました。
なのにスティックレーがアーツ・アンド・クラフツの作家だったことを、
今の今まで知らずいました。スティックレーさん、ごめんなさい。
でも、この度見つけることができてよかったです。
好きなものが散漫であるように思っていましたが、意外に筋が通っている自分も
再発見することもできた機会となりました。
※ スティックレー…スティックリーとの表記もありますが(画集ではスティックリーと表記)、
今回は横浜クラシック家具 ダニエルのwebサイトにならい、スティックレーと表記しました。