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ブレーカーについて

totomoni blog/木村淳一

2016.04.25

最近の電気ブレーカーは変わりつつあります。
写真は我が家。マンションで少し古いです。大体こんな感じの家が多いいと思います。
ブレーカーについて_a0148909_9325557.jpg

左のミドリ色がアンペアブレーカーです。メインブレーカーとも言っています。
そこに30Aと書いてあるので、いくら頑張ってもこの家では30Aまでしか同時に使えません。
使いすぎるとレバーが下に下がり電気供給が止まります。
その隣が、漏電ブレーカー。
これが下がって電気が消えた場合は、どこかで漏電を起こしている可能性が高いのでブレーカーを上げずに工務店や電気屋さんに連絡が必要です。
右側に沢山並んでいるのが小ブレーカーと言われ、建築時には使う電気量や用途に合わせて小分けしているもの。1つ20Aまで使えます。
たとえば我が家の洗面で使うドライヤーは700Wと書いてあります。熱い風をMAXで使うと700W使用していると考えて良いと思います。
700W÷100V=7Aです。
なのでもし使うコンセントが小ブレーカー1つの専用で配線されていると、
このコンセントであと13Aが使えると言うことになります。
ただし、コンセントなどを良く見ると15A125Vと書いてあります。
細かいことは置いといて、簡単に考えると15A以下で使う様にしましょう。

と、説明ではなく伝えたかったのは
これが新しい仕様の分電盤です。

ブレーカーについて_a0148909_104746.jpg

正面の下が漏電ブレーカーで、その上にあるはずのアンペアブレーカーがありません。
地域や区画で徐々にシステムが変わってきているからです。
新築でもアンペアブレーカーが付く所もあるようです。
アンペアブレーカーがない家は基本メーター検針に業者がきません。
そうするとブレーカーの使い方も変わりますので説明をもらいましょう。
少しずつですが変わりつつある電気のシステム。
電力自由化も始まりましたし。
もっと勉強せねば。と思います。

木村

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