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久しぶりの道具
KIMU-WOOD/木村淳一
2010.04.01
階段加工を続けています。
ここのところ天気が悪いですね。
寒さもありなかなか作業が進んでおりません。
そのかわり着々と確実に仕上げています。
と言うと聞こえが良いのでそうしておきます。
今回は階段の蹴込み材を段板へさして収めるための
溝をついています。
溝をつく道具は小型ミゾキリです。久しぶりの登場です!
ダンパナ(階段の段板の先端のこと)から30ミリ入った所に
巾30ミリで深さ9ミリが仕上がりです。
溝をつく道具としてはルーターでも良いのですが
木目と同じ方向に削る事と、巾と深さがあるので小型ミゾキリに
しました。
木の繊維に逆らわず溝をつけるので仕上がりがきれいです。
隠れてしまう所ですけど。
一度に巾21ミリ深さ9ミリを削る事が出来るのでたくさん
木くずが出ます。
そこで集じん機を取り付けました。小型ミゾキリに集じん機を取り付けるのは
初めてです。
黒いホースがそうです。
さすが集じん機です。削りながらも削りくずは飛び散らず吸い込んでくれました。
さーて次の作業はスベリ止めの溝をつきをします。