木のオセロ

現場に出られない間は、加工場で行う作業を
すすめていました。
その中のひとつ、制作の命を受けていた
「木のオセロ」
写真は最終工程である塗装作業を
自宅で行っているところ。
ピースは米ぬかを原料にした塗料、
ケースにはオイルを塗っています。

普通のオセロは丸いですが、こちらは正方形。
クッキーみたいで、美味しそうに見えて仕方がありません。
焦げ茶色はウォールナット、明るい色の方はかば桜です。
ケースはタモ。
ピースもケースも、すべて手づくり。
ピースのひとつひとつに面取りがされていますが、
「最後の方は手に力が入らなくなった」と申しておりました。

ケースの隅のところには、粋なアクセントもついています。
「さりげなく、ちょっとした」
というのが好きなようで、ケースにもその精神が
表現されているように思います。
（本体の紹介も、別の機会に詳しくしないといけませんね。）