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木材と放射能について
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2011.04.27
トトモニの放射能についての基本姿勢
トトモニでは八溝材(栃木、茨城、福島の八溝山系周辺が産地)を使うことが
多いのですが 今回、放射能についてどう対処できるか考えました。
というのも 住まい手から「一生その家に住むわけだから」という一言をもらい
いろいろ調べたり 考えたりして、その結果 トトモニでできること と考えをまとめました。
(できること)
1、産地をお知らせします。
2、伐採時期をお知らせします。
3、産地を選んでいただけます。材木屋にどこの木材が手に入りやすいか都度調整。
4、使う材料の放射能の測定ができます。ちょっとお時間いただきます。
そのときは他の産地のもの、時期で比較してみましょう。
(考え)
なにをもって安全とするかは難しいですね。ちょっと調べたのですが
木材の安全基準値というのは見つけられませんでした。
持ち出してはいけない基準値とか 食べ物の基準値はあるのですが
そもそも 基準値をどっかの機関が出したところで信用するかどうかは別ですし・・・
できれば トトモニで これは安全です!と安全宣言を出したいところですが
根拠がなくちゃね
今のところ根拠にしていいと思っているのは
A 震災前の木材と同じ数値
B 岐阜とかの木材と同じ数値
といったところでしょう。
早速 連休明けに測定してみます。結果はこのブログでご報告しますね。
できるだけ安全に住みたいというのは 住まい手の当然の気持ち
その気持ちにできるだけ応えたい。
住まい手が納得のいくように できることはやってみます!