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道具のはなし ビスケット
KIMU-WOOD/木村淳一
2011.08.19
見た目が似ているからでしょうね、「ビスケット」という名前です。
木と木を接合するのに使います。
サイズがいくつかあるようです。加工場には3種類ありました。
これを使うには、必要なものがあります。
溝を掘る工具。ビスケットジョイントカッタもしくはビスケットジョイナーと
呼ばれているようです。
接合する材の双方に溝を掘り、ビスケットをつなぎに材料を付ける仕組みです。
ビスケットの入る溝や接合面にはボンドも施します。
この時は台を作るのに使いました。天板と足を接合するために。
接着後クランプで固定。
完成した台。ビスやダボを使うことなく作ることができました。
(材種はタモ。仕上げはオイルで着色)