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「設計料」について考える
コラム/totomoni
2021.06.17
住まい手の要望や夢を元に整合性をつけ、予算・技術面でバランスを保ち、より良いものになるようにアイデアを出しながら家づくりをしていきます。
また、施工者が適切な工事を行っているかの確認と指導という第3者のチェックという役割を担います。
設計者がきちんと携わることによって、余計なストレスに惑わされることなく、楽しく家づくりに向かうことができるように努めています。
設計料=プラン料ではありません。
単純に 余計にプラン料がかかると誤解されますが 設計の役割は多岐にわたります。
着工する前まで
役所調査 法的チェック 敷地調査 申請代行 プランニング
材料・素材の選定 工法・技術の選定 施工者選定
施工者との打合せ 交渉・見積り調整
着工後
現場管理 スケジュール管理 技術管理 近隣対策
施工者との打合せ 交渉・見積り調整
これらの業務を含めて設計であり、それに対しての設計料になります。
一概に設計料分コストがUPするわけではありません。
たとえば、工務店が4000万の見積りを出してきたものを内容を確認し、適正な価格、施工方法かチェックし、交渉・調整することによって3500万になることもあります。より質の高い家を、「適正なコスト」で造れるようにするもの設計業務なのです。