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クスノキ木っ端
KIMU-WOOD/木村淳一
2012.05.15
衣替えの季節でございまして〜
タンスに入れていたクスノキ木っ端を、
2年ぶりに削って香りを復活させることに。
この2年、衣類は虫に食われずに済んでますが、
木っ端の香りはなくなりました。
右下はクスノキの葉。公園で拾いました。
クスノキはこの時期、古い葉を落としますね。
香りを復活させるために、表面を金ヤスリで削り、
ただ削るより楽しいかな、とクスノキの葉に似せて削って彫ってみました。
完成。クスノキの葉に全く似てない木っ端と、
削りカスを詰めた樟のう袋が新たにひとつ出来上がりました。
削っている間は、香りがすごく出て
「これは虫が嫌がるだろう」と思える程でしたが、
それは削っている間だけのことのようで…
削り終えてタンスに入れた現在の木っ端からは
匂いがうっすらとしかしません。
鼻に木っ端をくっつければ匂いがわかる程度。
残念ですが、気張って削った意味がなかった…
衣類に虫が付かないのは、しまう衣類の数が少ないことなど、
クスノキ木っ端の効用以外のところに理由がありそうです。
まあ結果オーライということで、タンスに木っ端を入れていることの
デメリットもないので、そのまま入れておくことにしようかと。
おそらく、我が家のこの虫除け木っ端の利用方法としては
「紙ヤスリなどを使ってかるくこすることをこまめにする」のが
よいのだろうというのが私なりの結論です。
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おまけ
今年もバラが咲いてくださいました。
私は写真のように(写真もよく撮れたと自画自賛)、
中心部に近い花びらが立ち上がっている様子が
好きです。美しき哉。
(Y)