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丁番下穴ドリル
KIMU-WOOD/木村淳一
2012.03.09
2段ベッド製作の続き。
溝を掘ったところに、ベッド金物を取り付けて行きます。
ベッド金物は全部で32個。
1個の金物を留めるのに、6カ所のネジ留めをします。
32×6=192カ所のネジ留めをするのに、またまた便利そうな工具が出てきましたよ。
丁番下穴ドリルとか、丁番下穴キリという名称のようです。
ネジ留めをする前に、材料に下穴をあけます。
(いきなりネジ留めすると材が割れてしまう可能性が高い)
その下穴をあけるためのものです。
写真では先端2mm位しか見えていない部分がキリ。
ドリルを動かすと、この先端部分がグルグル回りながら延び出て、穴をあけます。
金物の穴の真ん中に、楽に下穴をあけることができます。
キリ以外の部分がガイドのような役割をしているのですね。
下穴ドリル(キリ)といえば、ガイドがないもの(ここで写真があるとよいが……ない)
しか見た事がなかった私にとっては新鮮でした。
(Y)