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肌で感じるだけでいいの?
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2017.05.13
家づくりを考える上で、プランや住宅性能(温熱環境等)と
同じくらい大切な「素材」の選定。
気持ちの良い「無垢」や「漆喰」の最近の様子を
「性能」の面でもちょっと目で見てみましょう。
朝露がみられる最近の鎌倉。暖かくなってきて、朝方は湿度も高いようです。
まずは無垢の様子から。
冬(左)と現在(右)
おなじみの無垢の床が呼吸している様子です。
冬の間、我が家では薪ストーブ近くの無垢の木は乾燥が激しく、
2〜3mm隙間が空きます。
この隙間が、春先には半分以下になってきます。
夏にはくっつくかなー。
漆喰の方はなかなか目にしずらいですが、最近の朝の温湿度計を
外は82%
中は62%
最近は夜は窓をあけているのに、家の中と、外と、湿度がこんなに違う。。。
温度も同程度なので、絶対湿度自体がこれほど違うのは不思議。
終日、外気が82%であれば、徐々に近づいて行くと思われますが
外気の湿度が上下しやすい春先などは、
漆喰(と無垢)の調湿効果が現れやすいのですね。
ただ、常時湿度の高い梅雨や秋雨の時期は、、、
季節をそのまま体で受け止めるか、除湿機など文明の利器を使いましょう。
【参考】秋雨と鎌倉
気持ちよさを目で見れる様にと説明しましたが、
数字って わかりやすい様で伝わりにくいですね。
肌で感じる のが一番です!
トトモニの家に住んで1年、住み心地など時々アップしていきます。
(と、常日頃より思っているのですが、忙殺の日々・・・)
(崖を楽しむ家 住まい手)