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触れるものこそ心地よく「無垢材」
コラム/totomoni
2021.06.17
建物を構成する素材には、砂・石・鉄・ステンレス・コンクリ・木・ガラス・漆喰・・・・それぞれの素材を適材適所で使い分けて建物が出来上がります。
ここでは木材についてご紹介します。
トトモニで使う木材は無垢のものです。無垢にこだわる理由は、健康への配慮(シックハウスの危険性が少ない)、環境への負荷が少ないなどがありますが、なにより時の経過とともに味わいや美しさを増す素材だからです。
実は無垢材は扱いが難しいのです。環境が悪いとクサッタリ、ヒネレタリ、アバレタリ・・・まるで人の事みたいですね。 かといって無垢材と付き合うことにあまり緊張する必要はありません。使い方を間違うと痛い目にあいますが、トトモニには無垢材ときちんと向き合ってきた職人や設計士がいます。無垢材はちゃんと扱えることができれば、味わいがあって気持ちいい環境を作りだすことができて、ともに成長していける。手間ばかりかかるドラ息子になることはありません。
新建材といわれる素材は扱いづらさをなくし、クレームを出にくくしましたが、素材が本来持っていた力も失ってしまいました。 人もちょっとクセがある方が愛着をもてますよね。(クセが強すぎると困りものですが)そんなクセと上手に付き合うからこそ愛着がもてると思います。