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工場長は働き、工員は休む。その心は。

KIMU-WOOD/木村淳一

2011.11.25

今年も終盤がヒタヒタと近づきつつあり。
そして個人的には
「行きたい!やりたい!と思っていたことをやらないと。」
との思いから、休みをもらって先日行ってきました。
掛川にある資生堂企業資料館&資生堂アートハウス

工場長は働き、工員は休む。その心は。_d0126473_1821856.jpg

資生堂のデザイナーだった山名文夫さんの作品が好きで、
東京の資生堂ギャラリーや美術館で開催された回顧展などには
都度足を運んでいましたが、
掛川の資料館はその総本山的な気が勝手にしていて。
「一度行っておかないと」とずっと思っていて。
3年は思っていました。5年くらい思っていたかも。
やっと念願が叶ったという訳です。

企業資料館では資生堂の企業広告全体を紹介しており、
一人のデザイナーにクローズアップしている訳ではないのですが、
それでも山名文夫さんの
生誕100年を記念した作品集を閲覧できたり(購入も可能)、
ポストカードが販売されていて嬉しかった。
企業ロゴの変遷やこれまでのポスター、看板、CM
制服、香水瓶など、見るもの満載。大満足。

隣接しているアートハウスでは
漆芸品の展覧会が開かれていました。
工芸のことなど何も知らない
ド素人の私が見ても、
漆芸品の芸術性の高さに圧倒される
ものがありました。
漆の木の樹液を精製して得られる
塗料が「漆」だそう。
あの光沢が元々は樹液…
技術、創造の結晶なのだろうと思います。

工場長、お休みくださいまして
ありがとうございました。
また、よろしくお願いします!

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